2010年5月1日土曜日

ラニカイの浅瀬。








初日、ワイキキのホテル前の超浅瀬で、オリヴィエを追いかけようとしたレオンが転んでしまった。たぶんレオンにとってはおしりくらいの深さだったけど、あせってうまく立ち上がれず海水をがぶ飲みしちゃって、三度もあっぷあっぷしてしまった。それからの二日はそれはもうこわがっちゃって。
















波打ち際までは来てくれるんだけど波が寄せると逃げ走る。オリヴィエがなんとかおびきよせようといろいろやっていた。亀さんの浮き輪に寝そべったりして。


















三日目から徐々に復帰して、最後には温泉状態。


















やっぱり温かい海は最高。お母さんでさえ泳いじゃったもの。




午前中にみっちり遊んだら、午後はオリヴィエの時間。














フランス人とスポーツ?というのは初めはぴんとこなかったけれど、フランスに住んでみたらそれはもうスポーツ大国だった。休暇が多い分、子供向けのキャンプやレッスンプログラムが豊富だし。
オリヴィエは、12歳から16歳までカリブ海に浮かぶ西インド諸島のマルティニク島に住んでいて、このときウィンドサーフィンにそうとう入れ込んでいた。うん、風にのるのは確かに気持ちがよさそうだよ。






2010年4月30日金曜日

カイルアの朝。









カイルアの三日間、わたしが一番たのしみだったのは朝の散歩。5時半には目が覚めて、5時35分には小鳥の大合唱が始まるので起きる時間、6時に朝食をとったら7時前にはビーチに向かって2ブロック歩く。

















カイルアの朝はすごく気持ちがよくて、クセになる。砂が細いからしっとりと柔らかくて、踏み心地が最高。

















レオンも朝から波打ち際をはねるように歩く。北カリフォルニアは年中海が冷たいから、早朝でも温かいここは別世界みたい。散歩を切り上げるのがおしくて。








家にいったん戻って一休みしたら午前中はラニカイビーチへ。






カイルアからラニカイへ行く道はちょっと坂になっていてカイルアが一望できる。















オリヴィエはここを通る度に、It's killing me と言う。「うらやましい」を通り越して、ここに住めないのが辛い辛いと繰り返す。風のでる午後はウィンドサーファーがいっぱいでそれをみるたびにまた。
















浅瀬のラニカイでレオンがたっぷり遊んだら
















ランチをとって、家へ帰って午睡。




わたしたちはお天気に恵まれたみたい。前の週までは雨も多くて涼しかったらしいけれど、到着した日から気温があがり、特に午前は風のない晴れ続き。午前に元気なわたしとレオンにとってぴったりで、二人がお昼寝に入るころにはカイルアに風がきて、オリヴィエがウィンドサーフィンにでかけられる。なんだかよくできた天気だったねえ。







2010年4月29日木曜日

一週間のオアフ。








今回の旅行は、できるだけ動かないで満喫、がわたしのテーマ。















一週間だし、旅行だとつい楽しくて動きすぎてしまうけど、体調に相談するのを忘れないようにして、だから泊まるところも最初の晩はワイキキのホテル、その後はバケーションレンタルにした。三泊はカイルア、三泊ノースショアで。
















レオンも丸一週間、早朝から夕方まで走り回ってたっぷり遊べたし。

















見てみれば、ほんとはレオンはこんなにもエネルギーがあるんだなあとびっくりした一週間だった。急に決めた休暇だったし迷った部分もあったけど、これてよかったよ。

























行きの機内で。










お母さんのお腹はふくらんできたので、もうこれはできないなあ。






2010年4月28日水曜日

帰宅。
















旅行から戻ってきて最近の日記を改めて読んでみたら、なんだこれは。すごく読みづらかった。やっぱり文章は体調や気持ちを隠すことはできないんだなあ。




でも、日記を書き続けることはわたしにとってよかったと思う。今日のよいところを探そう見つけようという気持ちになれた。レオンの笑っているところを一枚撮ろうと思えた。日記がなかったら、つわりのことで頭がぱんぱんの、ただつらいだけの毎日だったと思う。




つわりは赤ちゃんが育っている証拠だから頑張って、と言ってもらってもあのときはちっともそんな風には思えなかった。渦中にいると、小さな赤ちゃんとモンスターみたいな吐き気をつなげて考える余裕がなくて。










オアフで、お気に入りのパイナップルの形をしたクッキーをたくさん買ってきた。なかでも好きなフレーバーはコーヒー味のクッキーにホワイトチョコレートがかかっているもの。














つわりが始まって以来、たくさんの人が励ましてくれた。差し入れをしてくれたり、買い出し代行に声かけてくれたり、遠い国からお守りを送ってくれたり、カードを送ってくれたり、そしてきっともうすぐ終わるよとメールをくれて。そのひとりひとりにこのクッキーをおすそわけできたらいいのに。と思いながら食べています。








2010年4月26日月曜日

折々のうた。









レオンが生まれてしばらくはまとまって本を読む時間がなくて、それでもなにか読みたくて新書判の「折々のうた」を読み始めた。一日に一首か数首づつを読むようになって、今は三冊目。

















初めて「折々のうた」を読むようになったのはニューヨークで編集の仕事をしていたとき。朝オフィスにいって、朝日新聞に連載されている大岡信の今日の一首を読むのが楽しみだった。日本にいたときは短歌や俳句に興味をもったことなんてなかったけれど、離れれば離れるほど、きれいな日本語にふれたくなる。





万葉集のうたも出てくるから千年以上も前のものもあるけれど却ってすんなりくることもあり、そんなときは詠んだひとの気持ちがすぐ目の前にあるみたい。思いの込められた言葉の力はすごいんだなあ、と言葉の命みたいなものを見る気がする。














新書は全19巻だから、わたしにはあと16冊分、まだまだ日本語を読む楽しみがあるよ。





2010年4月24日土曜日

夜の一杯。







ピンクグレープフルーツを食べきってしまって、新たに一日一回楽しみにしているのがヨーグルトドリンク。ヨーグルトとイチゴとバナナをミキサーにかける。
















オリヴィエはその日あるほかのフルーツも適当に入れるのでキウイやラズベリーも入ったりして。




これをわたしは夜寝る直前に一杯飲んでいる。そうすると、真夜中に空腹で起きずに済むようになりました。






2010年4月22日木曜日

食欲の春。






レオンの食欲が戻ってきた。今年に入ってから3月までとても食が細くて、夕飯を用意しても一口しか食べないような日もあって、もう3ヶ月にもなるなあと思っていたところだった。すこし年上の子供をもつママさんに、二歳あたりで一度食欲が落ちると言われていたし、こういうときは無理強いしても意味がないと聞いていたので気にしないようにしていたけれど、やっぱり、もぐもぐたくさん食べてる姿を見ると安心だわ。






昨日の夕飯は、ゆでたとうもろこしを一本半と、ベーコンとマッシュルームのリゾット、きゅうりのサラダ。






朝も、自分のショコラは一気飲みして、そのあと少しでもオリヴィエのショコラをちょうだいしようと
















隙をみてパンをひたし、オリヴィエがあっちを向いているときに自分のコップを入れてめいっぱいすくおうとしたり。
















パパだって毎日じゃあむっとするみたいよ。