2009年8月26日水曜日

変わらず好きな。


自分のベビーの体のどこが一番好きか、ときかれたことがあって











わたしは迷わず、レオンの太ももだわ。













むちむち度は控えめになってきたけど、それでもさわるとむちっと感が魅力。













ゲストがくると、さわってみてよ?と勧めたくなる。











ぷにっとしてて気持ちがいいの。






2009年8月24日月曜日

ハグ。



その時々のブームがレオンの中にあって、それはどんどん移り変わる。今のブームはハグ。














両手を広げて、しかもちゃんと、そうっとハグしてくれる。こんなに心憎いブームってあるかしら。











だけど先週ちょっと困ることがあった。


この夏に再開したジンボリー通いは、16ヶ月から22ヶ月の子供が集まるクラスで、レオンも楽しみにしている。ある子のところへたったか走りよったレオンが、一緒に遊びたいらしく笑顔で両手を広げて、ハグしようのポーズ。


相手の子はなあに?という感じで見ていたのだけど、やっぱりママたちは知らない子とのコンタクトを避けたいので、さっと子供を抱きかかえて去ってしまう。


こんなことが数回。ハグ待ちのポーズのままにたちすくむレオン。


母としては切ない。もちろん相手のママの気持ちも分かるけど。











今は素直に相手に向かっていく気持ちがあるけど、こうしてちょっとづつ距離をもつようになるんだろうなあ。
今日のところはわたしたちがいつでもぎゅっとしてあげられるんだけど。















2009年8月20日木曜日

わしづかみ。


気がつくとレオンはエリックの腕の中。しょっちゅうエリックにむかって両手を広げて飛び込んでいる。エリックには20回くらいハグしてるのに、自分には一度もハグに来ない、とオリヴィエがすねるほど。











初日に気がついたんだけど、彼はかなり独特な話しかけ方をする。



普通は大人がレオンに話しかける時、それ相当の笑顔モードになると思うけど、エリックの場合は笑顔ゼロ。レオンの目を吸い込むように真正面からみつめながら、じいっと話しかける。
例えば、心をわしづかみにするってこういう感じではないかしら。本気で相手を落とそうとするときみたいに。それでどうやらわしづかみされちゃったらしい。











おかげでわたしはずいぶん楽できたわ。




オリヴィエはピザが得意なエリックに、生地のレシピを教わった。今までは牛乳を使っていたけどこっちは水を加える。この方がもちっとする。











あっと驚いたのがホワイトピザ。トマトソースのかわりにサワークリームを使ったもので、新鮮なおいしさだった。
とにかく、ゲストがお料理までしてくれるなんて、わたしにとってもバカンスだわ。









もうエリックたちはヨセミテにでかけてしまったけれど、みんなでぎゅっとつまった休暇を過ごした気分になった。楽しかったね。





○○○八月メモ○○○


エリックが統計の研究で通う、ニューメキシコ州のロスアラモス国立研究所は、世界の最先端科学技術をうみだす総合研究所で、優秀な頭脳が集まることからアメリカの至宝ともよばれているところ。
ロスアラモスの街はロッキー山脈の南端、標高2200mの高原にあって、自然もすばらしいらしい。
そしてここは、広島と長崎に投下された原子爆弾が開発製造された場所でもある。
八月は戦争を思い出す季節。今でも、たくさんの土地で毎日のように命からがら生きている人たちがいる。レオンにいつかきちんと教えたい。



2009年8月19日水曜日

海パン。


ヨーロピアンはビーチでも海パンをはく。
今回も、ヤングアメリカンがサーフパンツでかっこよさげに決めてる中、オリヴィエとエリックは潔く三角の海パンでフリズビーや凧揚げをしていた。














ここはちょっと分かりにくいところにあるのんびりしたビーチで、海水は15度くらいだから、スーツを着込んだサーファー以外に人がいない。それでも海パン一丁で泳ぎにいく二人。我慢大会みたいなものが好きなのかも。















ゼッタイ冷たいからムリ、と思っていたのに、波打ち際に連れていかれたレオンまで意外や意外、元気に波に向かっていった。すごいわ。パパをならって、なのかもしれない。













この後、首までくる波をかぶってあおむけに倒れちゃって、あわあわバタバタ。見ていたわたしは仰天だったけど、エリックとオリヴィエは、よくやったもんだ!とめちゃくちゃにほめていた。












海パン姿の写真をブログにのせたらやっぱ恥ずかしいよね?とオリヴィエに聞いたら「エリックなら素っ裸でも問題ない」という。たしかに、ほんとにそういう感じ。

海パンをはくのは人間礼賛、ていうか自然礼賛みたいなものなのかしら。。。と考えたくなる。





2009年8月18日火曜日

高さ。


サンタクルーズに行った日のこと。二人が崖のそばからなかなか離れないなあと思ってみていたら、崖の高さについて話し合っていた。












オリヴィエの推測は20メートルだけど、エリックの計算によると17メートルちょっとらしい。計算なんてどうやってするのよ?と思ったら、崖の上から小石を落として、落ちるまでの時間をちゃんと測っていた。












でも二人のあてはめる計算式が違うから結果が違ってしまう。車に戻ったら二人黙り込んでいるから、議論は終わったんだねと思っていたら













検証中。












習ったものを実生活で検証してる人がいるんだねえ。と目が点。

理系の目で世界をみるとまるで違った世界にみえるのかもしれないね。





2009年8月11日火曜日

16ヶ月。


ファイルを整理していたら2月の写真があった。今年の二月だから、レオンが10ヶ月のとき。











半年前のレオンはまだ赤ちゃんだったわ。















先週で16ヶ月になり、ちょうど検診があった。体重は10.8キロ、身長は81センチ。半年間、体重はほとんど変わっていないのに、身長だけはぐんぐん伸びている。




身長も伸びてるけど、パパやママと同じことをしたい、という気持ちもどんどん強くなっている。











オリヴィエが読んでいた「お知らせ」を、同じように検分しているつもりのレオン。














パパが大好きで、パパ!パパ!と追いかけ回している。






2009年8月10日月曜日

カエル。



お風呂はいつも夕飯のあと。お風呂入る?と声をかけると、「うん」と返事してお風呂のドアを指で差す。













分かっているんだなあと嬉しくなる。大好きなお風呂でも、もう出ようね?と声をかけると














浅い湯におもむろに腹這いになる。














カエルのように足をひらひらさせて、まだ出たくないよ?という分かりやすい意思表示。













ひっきりなしにおしゃべりしているレオン。なんて言っているのか分かったらどんなに楽しいだろう。



2009年8月5日水曜日

ヨギー。




しばらくレオンを見るたびにマルコメ味噌を思い出したけど、世の中マルコメ味噌を知ってる人ばかりじゃないし、みんなはなんて思うかなあ、と気になった。
















オリヴィエは満足そうに「ボンズ」と呼ぶ。坊主とお坊さんの二語が混じってしまったのだと思う。
















オリヴィエのおかあさんとスカイプしたとき、ああなんて言われるかしら、と心臓がバクバクしていたら「かわいいプティヨギーね」が第一声。














ヨガ行者。そういう見方もあったんだ。思慮深そうでいいじゃない。














二週間たって再度、丸坊主にした。今回は前髪部分の産毛も剃った。どうか生えてくれますように、という父の強い願いがこもっている。






2009年8月2日日曜日

肩技一本。



先月の旅行中に、肩をすくめることを覚えた。オリヴィエが肩をすくめたら、それを真似したのが最初で、「かっわいい〜〜」とほめまくった。















気を引きたい時とか、悪いことをした時など、なんども肩をすくめて、どお?とニッコリする。















許してしまう。















大成功。
















胸のシールはスーパーでレジのお姉さんが貼ってくれたもの。オリヴィエがスイカを買って、お姉さんがスイカに「支払い済み」シールを貼ろうとした矢先、レオンがじいっとみつめてねだったとのこと。




2009年8月1日土曜日

出産前。



出産予定日を迎えた友だちの旦那さんから「もうすでに疲れた〜」と電話がかかってきて、オリヴィエが「生まれてから軽くなるってことはないかもね」と返事していた。ちょっと、自分のときのことを思い出した。
わたしも出産予定日になっても生まれなくって、臨月に入ってからは身体的にしんどいし、何度か知人に「生まれたらもっとたいへんだよ、今のうちだよ」と言われたっけ。


でも実際は、生まれてみたら一気に気持ちが軽くなった。顔が見たかったし、なにより五体満足で生まれてくれたから、不安もふっとんで、いろいろあってもたいへん、と感じない。嬉しいし楽しいし。夜泣きのないレオンだったから、っていう運もあったとは思うけど。










レオンがまだお腹の中にいたとき、コスタリカへ旅行した。妊娠6ヶ月の、キックが嬉しくてしかたがなかった頃で、海に入ったり、朝5時に起きて砂のビーチを散歩した。

国立公園で、厳しく制限されている、ウミガメの夜間の産卵に立ち会うこともできた。初日の晩はビーチで5時間待ったけど一匹も現れず、でも三日目にはたくさん浜にあがってきた。自分のお腹をさすりながら、ママ亀が涙を流すようにして卵を産む姿を月明かりの下にみて、不思議な気持ちだった。














レオンはもう歩けるし、あの時の卵も、今はウミガメとなって海の中をすいすい泳いでいるんだわ。












今日はオモニの誕生日。おめでとう〜。いつもいろいろありがとう。来年は、レオンが直接おめでとう!と言えるようになってるよ。遊びにきてくれるのを三人首をながくして待ってます。