2009年6月30日火曜日

話すとき。



レオンには何語で話すの、とよく質問される。わたしは日本語、オリヴィエはフランス語で、シンプルにそれが基本。


ミックスの友人に教えられたことでもあるのだけれど、親がそれぞれの母語で話しかけるということはとても大切なことらしい。


わたしの母国語はハングルだけど、母語は日本語。母語は自分がお母さんの胎内にいた時にお母さんを通して聞いてきた言語で、La langue maternelle (mother tongue)という。もう少し開いて考えると、胎児から3歳くらいまでの間にもっとも身近な人(両親など)から日常的にふれる言語。


レオンにはきれいな日本語を話してほしいし、きれいなフランス語を話してほしい。だから我が家では英語は混ぜない。わたしの会話は単語がたまにハングルだけど、これはわたしの背景を写す鏡みたいなものだから、そのまま使う。









ただしこれは三人のとき。英語圏の友達と一緒のときは英語で会話することもある。これは相手の立場をくんで会話する、という姿を見る機会。見渡してみれば世界はミックスなのだし、それは自然の姿。自分の背景をありのままに受け止めてくれますように。







2009年6月23日火曜日

また喉頭炎。




日曜の晩は華氏101〜102度の熱をいったりきたりで、まったく眠れなかったレオン。月曜にアンドラーデ先生に診てもらったら、また喉頭炎だった。
















従兄のチャン君から譲ってもらったトンボ柄の甚平さんを着せてみた。ちょっとは快適にすごせるかしら。
















眠ってないし、眠れないし、喉が痛くて食べられない。















もちろん不機嫌。















いっぱい泣いた。今日こそよく眠れますように。




明後日からは年に一度の帰国休暇です。





2009年6月18日木曜日

☆クラブ系☆





動画。けっこう激しい系でも踊れます。




再生する前に、ブログの右下にあるDeezer 音楽プレイヤー( Jason Mraz, I'm Yours )をオフしてください。










Club de danse ? Pourquoi pas??



Avant de regarder, couper la musique (cliquer sur pause dans la fenetre Deezer en bas a droite )




2009年6月17日水曜日

僕も一緒に。





「子供になにかさせたいと思ったら、親がしてるところを見せてあげるのが一番効果的だよ」





と、オリヴィエの同僚Nさんに言われて、歯をみがくときはレオンに見えるようにしていた。いつも興味ありげにじーっと見ている。

















今はわたしが歯をみがくとき、歯ブラシを渡してあげると、自分もカシカシしている。



















そういえばね、中学で部活はバレーボールだったんだけど、これってもしかして同じことなのかも。運動が苦手なのになぜか迷わずバレーにしたのは、母がママさんバレーをするのを見ていたから?




















母がしているのを見ているだけで、好きになるものなのかな?とオリヴィエに話したら、自分もそうかも。という。




















スキーも山歩きも自転車も水泳も、お父さんがいつもしていて、お父さんと同じことがしたいなあと、だから思ったのかもしれないな、と。







2009年6月15日月曜日

大事大事。




アンパンマンで衝撃を与えてくれたSくん、「好き好きは?」とか「大事大事してあげて」などとお母さんが声をかけると、なんとハグをしにきてくれる。


















これはすごい。ほんっとにすごい。ほんっとにすてきなことだわ。






















と感動したので、レオンにも毎日「大事大事〜ぎゅーっ」と声がけしながら抱きしめている。
























特に、叱った後は必ず「大事大事〜」でぎゅーっとする。「叱ったあとはスキンシップしましょう」と読んだので、きちんと叱っても、ぎゅうーっとすることで双方に安心感あり。

















今は「大事大事〜」と始めると、両手を広げて飛び込んできてくれるようになった。ぎゅーっとするとき、レオンはとっても嬉しそうに幸せそうに笑う。これってみんなが幸せになるマジックサインなんだ。






2009年6月11日木曜日

ジャングルジム。



最近、ふとふりかえって、ひいっ、と声にならない声をあげてしまうことがよーくある。

















いつの間に?



















という気持ちでいっぱい。もう部屋そのものがジャングルジムに見える。
















片足いれる穴に両足いれたら、そりゃ痛いでしょう。














今日のおやつは。どんっ。













焼アジ。天日干し&炭火焼きで旨味クイーン。











2009年6月10日水曜日

歩いた日。





14ヶ月を迎えた週の6月8日、レオンが歩いた。オリヴィエに向かって、とことこと。















ここ一ヶ月、一歩二歩は出てたのだけど、オリヴィエがいうには「4歩、歩いたら歩いたことに認定する」という。三歩まではバランスとってるだけで歩いたとは言えないでしょっ、という論理。でもね、わたしの気持ちは少し違った。
















立つと膝がぐらぐらしてて、レオンは歩くのをずっとこわがっていたと思う。でもある日、ふんばって、そして一歩をふみだした。ぐいっと右足を持ち上げて、バランスを必死にとって、ふみだした。これを見たときの気持ちと言ったらもう。ぎゅーっと息ができないほど抱きしめた。立派な大きな一歩だったよ。

















レオンはこの数日、歩きたくてうずうずしてて、まさに歩くよオーラ満開。で、この日、6月8日、とことこと6歩も歩いた。

















わたしたちはもちろん嬉しいけれど、こんなに混沌としている時代に生まれてきたんだもの。遅かれ早かれ競争社会にもまれるときがくる。今くらい、一緒にのんびりゆっくり歩いていきましょう。





2009年6月8日月曜日

トライアスロン#4。



サンノゼに引っ越してきてからトライアスロンを始めたオリヴィエ、日曜日に4度目のレースでした。
















これは完走者が受け取るメダルで。サンフランシスコで行われた「アンカーマン(AnchorMan)トライアスロン2009」
















大変だったみたいよ、なんせ朝5時45分にクリシーフィールド・ビーチ集合で、そのために4時15分に家を出たから、わたしたちはお留守番だったけどさ。

















レースは水泳からで、ウエットスーツを着た総勢がボートに乗ってアルカトラズ方面へ連れていかれ、ボートから飛び込むというびっくりスタート。




ここの海は年中冷たくて、今日も水温11度とかだったでしょう。でも潮流に乗るから1.2kmを19分でスイスイ泳いだ。その後の16km自転車と7kmマラソンは坂ばかりだから相当だったはずだけど、とにかく海の景色がすばらしかった!が彼の感想。















どうだった?たいへんだったでしょ?としつこく聞いたけど、返事は同じ。





「楽しかった〜」

















スポーツが好きな人にとってはこんなものなのかも。いつか一緒に参加してみる?






2009年6月7日日曜日

the notebook



2007年の7月に使い始めた、妊娠経過とレオンの成長記録を書き続けたノートが、残りたった2枚になった。


















サンノゼの紀伊国屋さんで見つけたコクヨのノートは、表紙が千鳥格子のデザインで、小さい頃に父が机に持っていたのと同じもの。懐かしくて一冊買った。

















レオンが大きくなったら、まだその時にこのノートが売っていたら、一冊買ってあげようかな。もう、九回目の命日だよ。






2009年6月4日木曜日

気づいたよ。



お昼寝をしようと横になっていたら、レオンがぴったりくっつきながら、両手のこぶしを目にあててグリグリしている。眠いの?














と思っていたけど、いつまでたっても両手を目から離さない。しかも手の向こうではなぜかにこにこしている。



















もしかして。。。「いないいない??」と言ったら、ニカーっと満面の笑みで「ばーっ」と手を離した。















遊びをママにしかけたわけね。その後は、自分の手のひらで私の目を覆って、いないいないばあ。





















気づいて良かったよ。けれどきっとこうしてレオンが一生懸命に何かを話しかけているのに、わたしが気づかない、ってことの方が多いんだろう。できるだけ気づけるようになりたいわ。