2011年3月14日月曜日

drive in man







一月のことで、オリヴィエが「SAS サバイバルハンドブック」という本を買いました。フードインクは人災についてだったけれど、それから自然災害の話しになり、そういうときのために必要なことを知っておこうと探してきたもの。英国陸軍特殊部隊の専門家によるノウハウが詰まった本です。




第一章はまず Essentials について。非常の状況で確保するべきこととして一にシェルター、二に水、三に食料とあげています。


シェルターとは、寒さや酷暑などの環境から身を守るためのシェルター。家屋なりテントなり日陰なり毛布なり、身体を保護するもの。次に体の6〜7割を構成する水、飲料水。人間は極限の状況下で三週間食べずに保つことはできるけれども、水分は三日が限度。体内水分をできるだけ失わないようにする注意点、自然界での飲料水の確保の仕方について記述があります。






この本の序章にはサバイバルピラミッドの図があります。危機を乗り越えるためになにが必要かという図。頂点はキット、物資。次に知識。そしてこのピラミッドを支える底辺、基盤にWTL 。WTL とは Will to Live 、何があってもあきらめない意思のことだそうです。Basic drive in man. 生き抜くことをあきらめないこと。




余震が続いて寒くてこわくて不安だと思うけれど、あきらめないでいてくれますように。希望を失わないで生き抜いて。