2009年7月13日月曜日

ミントとチェリー。


6月28日、四日目




レンタカーでパリを出発し、3時間でブルターニュの玄関レンヌに到着。エリックと彼女がバーベキューを用意してくれていた。














来年40歳を迎えるエリックは、40歳記念に友人たちとアイロンマン・レースに参加する計画を練っている。数年前からの計画で、オリヴィエがトライアスロンを始めたのもこれがきっかけ。できれば来年、一緒に参加したいと思っている。






エリックは先週、布石としてのハーフアイロンマンを完走したばかり。オリヴィエはかなりのスポーツ好きだけど、こっちは一歩も二歩も先をいっていると思う。ほとんどトレーニングなしでハーフを完走してしまうんだから、その体力。













しかも頭脳明晰。統計の教授で、政府助成の統計研究所も持っており、統計用の数式をつくりあげる頭脳のもちぬしなのだから天は二物を、と言いたくなる。オリヴィエいわく、頭の中の本棚がすごいらしい。










チェリーの木陰でのバーベキュー。チェリーはこの日のチェリー・クラフティになり、小枝は暖炉の薪になるという。















バーベキューは、庭で朽ちた、良い香りのするローレルの木を使って焼いてくれていた。


エリックはお母さんがデンマーク人で、「レオンには母語で話しなさいね」と最初に教えてくれた人。エリックに言われればついなんでも素直に聞く気持ちになってしまう。そういう人っているのよね。
















冷水にはミントを添えてくれた。こんな風に丁寧に暮らせたら、きっと生きているっていう実感があるんだろうなあ。