2012年8月18日土曜日

TX一年






テキサスに引っ越してきて一年がたちました。なんとなく長く感じた一年だったかも。テキサスに住むとはまさか思っていなかった、という感覚がまだぬけてない感じもあって。
会う人会う人に TX はどう?カリフォルニアとどっちがいいの?と訊かれます。テキサンにももちろんきかれる。ここにきて慣れないことのひとつは虫の多さ。パリでもサンノゼでもゴキを一度も見なかったからなあ。



あとは、それまで外国人が特に多い土地ばかりだったので気楽だったこと。ニューヨーク→パリ→カリフォルニア→テキサス。NYとCAはアメリカじゃないという言い方もあるくらいなので。
リアルアメリカと実感するのは銃のこと。アメリカでは3世帯のうち1世帯が銃を持っていると言われており、ここで初めて家族で普通のスポーツ用品店にいったとき、壁一面に銃をディスプレイ販売しているのを見てとても不安な気持ちになりました。小さな子供が隣にいるのに、すぐそこで人間を標的にする銃が気軽に売られているという現実。これは常に頭を離れないし、気をひきしめて過ごすようにしています。



でも暮らしてみれば楽しみも少しづつ増えてきました。それはやっぱり友だちができたから。引っ越しするときに、どこにいっても友だちさえできればきっと楽しいよと言われたけれど、ほんとうにそのとおり。











フランス語を教えてくれるカテリン先生が、アメリカ社会の魅力はプラクティカルであること、そしてダイナミックであることだと話していました。リアルアメリカと言われるここ南部で、そういうことも少し考えてみたいと思っています。