先月、とてもびっくりしたことがありました。絵本を読んでいたらレオンが泣いてしまったので。
ある日、お部屋で静かにしてるなあと思ってのぞいてみたら「みにくいあひるのこ」をじーっと眺めていました。それまで読んであげたことがあるかどうかも覚えてない小さな絵本。その晩レオンが本読みにこれを持ってきたので一緒に読みました。そしたら、数ページ目にある「みにくいあひるのこ」がひとりぼっちでいるところにきて急に泣いてしまったのです。
最後のページは成長して大きくなったあひるの子が、自分は実は白鳥だったんだと分かって仲間の白鳥たちと一緒に空を飛んでいく絵。ここにきたらレオンはやっと安心して、「ママン、パパー、いっしょね?グリの赤ちゃん、いっしょね?」と何度も何度もしつこく確認して笑顔に。よかったねーと気をもんだ姿にそれはもう、胸をつかれました。