2011年12月22日木曜日

レオンと絵本2。






これまでレオンが好きな絵本といったら車や動物などの図鑑タイプだった気がするけれど、最近はぐっとストーリーに入り込むのも好きになってきました。しょっちゅう読んでと持ってくる、今いちばん気にいっている絵本が「100万回死んだねこ」です。Akさんが送ってくれたもの。


後半の、白いねこが息をひきとりトラ猫が泣きむせぶページを、レオンも泣くようにつらそうにくいいるように見ます。もう読み始めから、このページが気になってしかたがない。
そして最後に小さな花が咲く野原のページにくると、「白いねこもパパネコもここにいっしょね、いっしょね」と何度も大地を指でつんつんして安心します。いつも一緒だよ大丈夫だよというと、輝くような笑顔になる。











レオンの成長を感じたもうひとつの絵本は、mdが送ってくれた動物の親子の絵がかわいい「ママ、だいすき」。レオンの気を格別にひくのが、鳥の親子のページの、ひな鳥にエサを運ぶ母鳥にくわえられた毛虫です。「ムシのママとパパはどこ?」ページをめくったらそれが開口一番。










そうなんだよ、かわいい赤ちゃんが食べるエサにもママとパパがいる。しかも数ページ後に、チョウチョと毛虫の親子のページがくるので、また「ぴよぴよが食べちゃう?」と心配でしかたない。だからありがとうって食べていくしかないんだよと言うと、ぜんぜんフに落ちない顔で悲しげ。フに落ちないのは大人でもそんなものだからそのままそれでしかたがないね。