2011年12月18日日曜日

カウンセリングと宿題。






わたしの場合は、カウンセラーがくれた宿題がほんとに効きました。宿題をもらった時点であっと気づかされる部分があったし、また実際に実行してみることで芋づる式にいろんなことが見えてくる。


手帳にメモったものを書いてみます。


第一段階のみっつの宿題。
エクササイズ。レオンとふたりきりで過ごす。ヨガ。

1。エクササイズ。週三回、有酸素運動をすること。15分以上。エマがいるから日中はなかなかできそうにないと言ったら、ストローラーを押しながらの軽いジョギングをおすすめされた。「今まではエクササイズしようと思っても体がだるいのでお昼寝をしてしまっていた」と言ったら、お昼寝はウツを深化させてしまうとのこと。驚き。
2。レオンとふたりきりで過ごす時間を、毎日もつ。5分でもいいので毎日。エネルギー満タンのレオンはオリヴィエにお願いして、自分はエマに時間をさきがちだったことを反省。レオンはみるみるお願いをこころよく聞き入れてくれるようになったし、二人の時間を楽しみにするように。
3。ヨガを隔週で行くこと。どんな趣味でもいいので、子供なしの、自分の時間をもつ。


第二段階。
ビヘイビアーコレクション。メディテーション。深呼吸。

4、レオンを叱るとき、言い聞かせるときの方向転換。「これしたらタイムアウトだよ」じゃなくて、「こうできたらご褒美だよ」とポジティブフィードバックで行動修正する。パニッシュでなくトリート。これで驚くほど良くなった。家の雰囲気も丸くなった。
実際にはまず改善したいポイント5つを書き出し、一週間分の表にする。それぞれ、できたら一日のおわりにシールをつける。わたしたちが改善したかった行動は、エマに授乳している間は静かにする、など。
つい「こうできないならシールあげないよ」と言いたくなるけどそれは言い方失敗で、「これができたらシールあげるね」が大事。そしてシールをたくさんもらえたら、最終日(7日目に)はさらに「ご褒美」を用意する。
ただしエマを押すなどの行動は問答無用でタイムアウトするように、とアドバイス。安全にかかわる行動は、有無を言わせない。
5、メディテーション。瞑想と訳すと仰々しいけど、朝起きてだーっと流されるように過ぎて行く一日が、途中ほんの5分息を整えるだけで一区切りつく、というか風通しがよくなった。リフレッシュ。
6、パニックになったと感じたらやってみてくださいというアドバイス。すーはーすーはー、ゆっくり息を吸う。なんと、オリヴィエはすでに独自にこれを前からやっていた。



第3段階
カレンダー&書く。ハーフスマイル。子供なしで友だちと外出。

7、気分の波を把握する。自分の気持ちを書いてみることもすすめられた。
8、上の6の別バージョン。困難だと感じるとき、ハーフスマイル(歯は見せないが口角をあげる笑み)をしてみる。気持ちなしでも、なんとか無理やりハーフスマイルしてみると、これが効果あり。わたしは怒っていたのにハーフスマイルすることで、ぷっと笑えた。心理学的に効果が実証されているそう。
9、子供なしの、自分の時間を徐々に増やす。友だちと夜の外出を月一回はするように。


第4段階
メモがなくて思い出せない。




最初にアンドラーデ先生に相談したときは、まだ半信半疑でした。でも先生が、「産後ウツじゃないかもしれないけれど、自分はそうかもしれないと思って一歩ふみだして相談してみること、もうそれ自体が快方へ向かう一歩だから親として良いことをしてるんだよ」と言われて来て良かったと思った。自分がもしも、ほんとに産後ウツならば、家族のためにもこどものためにも良くなりたい。お母さんが元気のない家はかわいそうだから。そう思ったことを思い出しました。