2011年12月17日土曜日

ブルーとカウンセリング。






今年の春のおわりに、 postpartum 産後ウツと診断されて二ヶ月くらいカウンセリングを受けました。幸い良くなり、書いておこうかどうしようか迷っているうちに年末になってしまったけれど、来年に持ち越したくないのでやっぱり今書いておきます。同じようなことで悩んでいるひとがいるかもしれないしとも思って、思い出せる部分だけでも。



春くらいからだったと思うけど、眠っても疲れが全然とれなくて、朝起きると体が重くて仕方がありませんでした。眠っても、と言っても授乳があったり張ったりするから朝までぐっすりってことはないし、出産前も二ヶ月はまともに眠れなかったから、しっかり眠った記憶は半年以上ほとんどない。だから体が重く感じるのも仕方ないと思っていました。レオンのときはこんな風には疲れてなかったなあとは思っていたけれど。

でもある朝、体が全身重くてベッドから起き上がることができませんでした。階下ではオリヴィエがレオンをみてくれてるし、起きなきゃいけないとふんばっても足が鉛みたいに重くて、とてもこれからの一日をちゃんと過ごせる自信がない。それがしばらく続いていたころに、雑誌で心の不調特集が目に入りました。

読んでみたら、チェック項目のうち半分以上が自分に当てはまる。もしかして自分も不調なんじゃないだろうか、まさか今頃(産後半年以上もたって)マタニティブルーじゃないよねと思いながらもオリヴィエに相談。ちょうどレオンが風邪だったのでアポをとった小児科のアンドラーデ先生に相談したら、さっそくカウンセラーを紹介してくれました。




雑誌のチェック項目で当てはまると思ったもので、覚えているもの。
朝おきて体がだるい&体が重い、おこりっぽい、ささいなことですぐ涙が出る、夕飯の献立が思い浮かばない、夜よく眠れない&眠りが浅い、不安や心配事がある、物忘れがひどい。
ひとつひとつ見てみれば、人生そんなこともあるわ、たいしたことないと思うことばかりだけれど、これら複数が長期間に渡ってつづいているのであれば不調のサインだそう。



そしてカウンセリングは、本当に行って良かった。ちょっとしたことの積み重ねがいやーなスパイラルになっていて悩んでいたことを、きれいに転換するきっかけになりました。ひとつは、産後8ヶ月にもなるのに毎朝体がだるくてつらかったこと。もうひとつはレオンとの関係と叱り方の改善。

産後ウツは、的確なステップでよくなることが多いそう。わたしはカウンセリングでもらった宿題がとても効いたので、その宿題についても書いてみます。