2010年4月3日土曜日

会えなくても覚えていられる方法。









5歳のスザンヌは、年に一度会えるか会えないかなのにオリヴィエのことをちゃんと覚えていてくれる。「子供がある人を覚えていられるかどうかは、親がその人についてたくさん話すかどうかにかかっている」とスザンヌのお父さんが言っていた。ゴッドファーザーのオリヴィエのことを身近に思えるように、彼女の両親はよく話題にしてくれるみたい。






我が家の居間とレオンの部屋には、家族の写真がずらっと並んでいる。年に一度会えるかどうかだから、できるだけ写真を見せたい。














これは典ちゃんの結婚式で撮った一枚。新婦の妹とウェハルモニを囲んだ思い出の一枚。ハンメは、末の双子の妹が生まれたとき家に手伝いにきてくれて、そのときハンカチのアイロンのかけ方を教えてくれた。端をぴしっとおさえて丁寧に。もう10歳になるんだからしっかりオモニを手伝うんだよ、と言って。初めてアイロンをもたせてもらって嬉しかった。










四角いものにアイロンをかけるとき、毎度のように思い出すと言ったらハンメはびっくりするかしら。ほんとに。今日は三回目の命日なんだよ。