2010年5月24日月曜日

いたいたい。













先週、レオンは見事につるっとすべって足首を軽くひねったみたい。そのあと二日にわたって、ときどき足をひきずっていた。痛いんだよ?見てる?とこっちの視線を確認しながら。













あるお母さんが「甘えさせたいけど、甘やかしたくない。その違いがむずかしい」って話をしてて、自分も整理してみた。


たとえばレオンがお店で「このおもちゃがほしい」とじだばたしたら。過剰なお買い物は甘やかすことになるから、買わないよ、と話すけど、レオンは泣く。実際はまだそういう物欲はあまりないんだけど例として。


ここで「だめ」と叱らないで、「レオンはおもちゃが欲しいんだね。分かるよ」と声をかけ、抱きしめてあげるのが、わたしの中では「甘えさせる」こと。こっちの気持ちに余裕がなくてそうもいかないこともあるけれど、あまり大人の分別を押し付けすぎないようにしている。


しっかり甘えさせないと、年齢だけ大きくなっても、底にある飢餓感がほかの成長、学びたいという意欲や正常な人間関係の邪魔をしてしまう、と読んだから、今はたっぷり甘えさせてあげたい。













で、オリヴィエとわたしの基準にはもちろん違いがある。



今日はレオンが、「すりむいて膝が痛いよ」と見せにきた。わたしは「痛かったんだ〜、泣かなかったね」という感じ。ケガしたり痛かったら教えてね、と言っているので教えてくれて助かるくらいだ。


レオンは「(い)たいたい、たいたい」と必死にオリヴィエにも見せる。でもオリヴィエは「こんなの痛くないよ、大丈夫」とペシっと叩いて、おわり。







「わあ痛かったねえ」なんて共感したら過剰に痛がるだけだからそういう過剰なアテンションは不要だよとばっさり。なるほどね。

















おむつを付けられたぬいぐるみちゃん。