2009年11月2日月曜日

しっぽ。





ガース・ウィリアムズの「しっぽのおはなし」という絵本。レオンは悩んでいるみたい。














いろんな動物のしっぽについての話で、前から順に一枚一枚、レオンはそれはそれは丁寧に検証するようにめくる。











でもこれにはちゃんと意図がある。最後のページは、男の子が「どうしてぼくにはしっぽがないの」って絵なんだけど。












このページにくると待ってましたとばかりに、くるっと天地を逆にする。












何度もくるっくるっと天地を逆にしながら、じいっとこのページを検分している。声をあげて、これおかしいでしょ?とわたしになんとか伝えようとするし。












逆さにすれば、男の子に見えるよ、というように。







このポーズをわたしが目の前でやってみせてあげたんだけど、つながらないらしい。














もうすぐきっと、分かる瞬間がくる。そのときのレオンをぜひ見てみたい。