2012年1月13日金曜日

ゴッドファザーに。






dec 21, day 6








二泊させてもらったけれど食事も毎度ごちそうになってしまいました。この日のランチはラクレット。ノエルのために来ている、セブのお父さんムッシュドゥラボーとセブの弟コンスタンタン(26歳♪)との家族の団らんにご一緒させてもらいました。









オリヴィエはムッシュドゥラボーのことを真の料理上級者だと言います。料理好きのオリヴィエが「自分はただ作るだけだけど、ムッシュはほんとうの料理上手。he is REALLY good」と念を押すほどのお方。いくつかレシぴを伝授してもらったようなので帰国後がたのしみです。今は引退して南仏でおくらし。








オリヴィエがアルジョンティンの誕生祝いの電話をしたとき、ゴッドファザーにならないかとの話しをもらいました。ゴッドファザーをお願いされるということは信頼されていることの証、よかったねーうれしいねーと喜んでいたら、オリヴィエは自分にその役目がきちんと果たせるだろうかとこの日までずっと悩んでいました。セブの家ではゴッドペアレンツは常に家族親類のだれかに頼む慣例、なのに今回アルジョンティンで初めて家族のつながりのないオリヴィエに声をかけたということを知って、驚愕の戸惑いと責任感を感じたそう。



夕飯にディナがちゃっちゃと作ってくれたピーカンパイ。たまらなくおいしかった。ふたきれ食べたかった。








このあと暖炉の前で何気なくノエルのカドーの話しになり、セブはディナにハンティング用のレザーのパンツを選んだらしく、それがかなりのお品らしい。
オリヴィエが言うには、このひとたちはあまりモノを買わないが、買うときは本当に質の良いものをトップレベルのものを買う。
そういう暮らしそのものが家族連綿とつながっているにおいがする、この家は。ちゃんとここに家があって、いつもここに家族がいる。うらやましい気持ちがしました。